2006-04-25 [長年日記]

_ [Linux] mdadmによるSoftware RAID(RAID 1)構築メモ

備忘録ね。Red HatやSUSEはインストール時に設定できるけど、RAID 1設定せずにインストール完了したシステムをミラーリングしたい時のお話。

  1. ミラー先のディスク(/dev/sdbとしよう)を接続
  2. ミラー元のディスク(/dev/sdaとしよう)と同じパーティション構成を作る。fdiskとかpartedコマンド使って。
  3. マウント中のパーティションはRAIDアレイに入れられないので、/dev/sdbだけ使ってRAIDアレイを作る。
    # mdadm -C /dev/md0 --level=1 --raid-devices=2 missing /dev/sdb1
    みたいな感じ。
  4. 作ったRAIDデバイス上にファイルシステム作成。
    # mkfs -t ext3 /dev/md0
    みたいな感じ。
  5. 上で作ったファイルシステムをどっかにマウント(/mntにマウントするとする)。
    # mount -t ext3 -o rw /dev/md0 /mnt
    みたいな感じ。
  6. データをミラー元からコピー(cpとかrsync使って)。
  7. bootloaderの設定ファイルを書き換える。/etc/lilo.confとか/boot/grub/menu.lstとか。
  8. Reboot。ミラー先ディスクから立ち上げ。
  9. ミラー元ディスクをRAIDアレイに組み込む。
    # mdadm /dev/md0 -a /dev/sda1
    みたいな感じ。
  10. /etc/mdadm.confに設定入れておく。
    # echo -e 'DEVICE /dev/sd[a-z][0-9]\nMAILADDR root@localhost' > /etc/mdadm.conf
    # mdadm -E --scan >> /etc/mdadm.conf

6.の後にmkinitrdでInitial RAM disk作り直さないといけなかったかも(^^;

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